もう少し、遠赤外線について勉強してみました。

2012年10月22日 投稿者:fujito

遠赤外線調理器はいいよ、還元陶板浴からも遠赤外線の効果でって受け売りで話してしまっているところもあるので、もうちょっと遠赤外線についてネット上ですが調べてみました。

 遠赤外線も電磁波の中の一つです。比較的低温の放射体が発する電磁波が遠赤外線です。
遠赤外線は水分子などに振動エネルギーを与えて分子間衝突が熱になるのです。手をこすると温かくなる様な事でしょうか。
なので、遠赤外線は熱ではありません。相手の分子に自己発熱を起こさせる電磁波なんですね。

遠赤外線は、有機物に吸収されやすく、吸収されると熱に変わるのです。熱の伝わる方法には熱伝導、対流、放射の3種類がありますが、遠赤外線を伝える方法は放射伝達だけです。熱は物質の表面を暖め、遠赤外線は物質の内部を暖めるという違いがあります。
火で魚を焼くと、皮は焦げたのに中身は生焼けということがよくあります。熱はまず魚の表面を暖め、熱伝導によって徐々に深部に伝わります。このため表面が焦げているのに中身は生という現象が起こるわけです。
ところが炭火で肉を焼くと表面と中身がほとんど同時に焼けます。これは炭から放出される遠赤外線という電磁波を受けているからです。電磁波は対象物に浸透して内部を加熱する性質があるのです。

人に対する影響としては、平均体温は36.5℃です。この温度の波長の遠赤外線を身体に受けると身体を構成する分子の運動が活発化します。波長が重なり合って分子運動が増幅されます。これを共振現象というそうです。分子運動が活発になれば細胞の活動も活発化します。血行がよくなり、新陳代謝も活発になります。身体も暖まるということです。

なので還元陶板浴に入ると床から伝わる温熱からと、陶板から放出される遠赤外線とで体の温度はかなり上昇しています。床から伝わる熱はバスタオル、衣類を通して熱が伝わりますが、遠赤外線は部屋に入った時より熱が体内に浸透し体を温めていきますので、普通のサウナみたいに長時間入らなくても20分~40分という短い時間で体が芯温まるという事が分かります。陶板浴から出て1時間とか、半日位してもまだ体の暖かさが残っていますよね。えられていますのでこれは分子の自己発熱作用が続いているからです。熱で暖めた場合は熱源を取り去ればすぐに冷えてしまいます。遠赤外線で暖めた箇所はすぐには冷えないのです。

また入浴しすぎず汗がにじむくらい(体温が38度を超えると汗をかいて体温を下げてしまいます)の入浴された方は汗による体温下降を抑えられていて体が冷えるのを防いでいるのかもと考えられます。

遠赤外線は暖房、乾燥、健康、医療、美容、保温、調理などの用途があります。
料理でいうと単に加熱なら電子レンジなどのマイクロ波の方が早く温まる効果があります。
でも遠赤外線は組織を壊さずに加熱する事が特長です。
たとえば海苔を高熱で乾燥すれば色は黒ずみ香りも消えてしまいます。葉緑素が熱で壊されてしまうからです。遠赤外線で乾燥すれば黒ずみの少ない、香りの豊かな海苔ができます。
遠赤外線が葉緑素を壊さずに乾燥するからです。
遠赤外線調理器で料理するときに、塩分、糖分、だしなどの調味料や添加物を控えられるというのも遠赤外線が食べ物の旨味成分、細胞を破壊しないからだと言えるでしょう。

遠赤外線には副作用が発見されていません。屋外に長時間いると日焼けや熱射病になりますが、それらは太陽光のうちの紫外線や近赤外線が原因です。遠赤外線の副作用についてはこれまで報告されていません。床暖房や、珪藻土などの蓄熱素材、遠赤外線遮熱材を使うというのもクリーンで安全なエネルギーをうまく使うのもいいのではないでしょうか。

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